消防防災体制の推進

2019年11月26日

消防・地震防災議員連盟は、年々減少傾向にある消防団をなんとか継続しようと地元消防団の応援団として結成されています。各地域から消防団代表の皆様にお越しいただき、後援会・意見交換会をアイリス愛知にて行いました。今回は、「自衛隊における災害派遣の取組」と題して、陸上自衛隊第10後方支援連隊長兼春日井駐屯地指令 斎藤 剛氏のご講演でした。

 

最近の災害派遣の実績として、豚コレラ対処や台風15号に伴う入浴支援、台風19号に伴う入浴・給水支援の状況をご説明いただき、災害派遣時における関係省庁、自治体等との連携をどのように進めるか、南海トラフ地震を想定した対処計画の概要などについてもお話しくださいました。この夏の台風による災害はこの地域ではありませんでしたが、いざという時の準備が必要です。

 

その後、消防団の当面する課題について、意見交換が行われ消防防災体制の推進に関する要望を私が発表いたしました。①消防団員の加入促進 ②消防力の充実強化 ③退職消防団員の処遇の改善 ④地震防災対策の推進として第3次あいち地震対策アクションプランの改訂、ゼロメートル地帯の広域的な防災活動拠点、大規模災害時の後方支援を担う新たな防災拠点の確保の4点です。大村知事に要望書を渡しました。